みんなで補い合うから、楽しく自分らしい保育ができますよ。
プロフィール
保育士歴は24年。2023年から「すまいる保育園山之内」の園長を務める。入職前はパソコンに不慣れだったが、周囲のサポートを受けつつ独学でスキルを身につけた努力家。家族と過ごす時間を大切にしていて、休日は家族と買い物や旅行を楽しむ。
入職のきっかけ
小学校入学を控えた我が子に寄り添いたい思いで、前職の保育園を退職しました。子どもが学校生活に慣れてきたころ、再び保育士として働き先を探し、ハローワークから紹介されたのが現在勤務する「すまいる保育園山之内」です。面接時の専務と当時の園長の親切な対応に惹かれ、志望しました。
インタビュー
保育士になったきっかけを教えてください。
幼少期に通っていた保育園の先生がとても優しく、毎日楽しく通った思い出が強く残っています。先生のようになりたい憧れを抱き、保育士の夢を追い、短大に進学しました。実習の際に当時の先生にお会いできたことは、保育士になりたい思いをより強くするきっかけにもなりました。
仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
卒園した子どもたちや保護者様に街で偶然会い、「先生!」と声をかけてもらえると、保育士を続けてきてよかったと心から思います。卒園から時間が経っても声をかけてくださるということは、当園で過ごした日々が子どもたちにとって良い思い出として残っていることの証だと感じています。
仕事を通して成長したと感じることはありますか?
当園ではICT化が進んでおり、連絡帳や保育記録もパソコン入力がほとんどです。前職の保育園ではすべて手書きだったので、パソコンに慣れていない私にとって操作を覚えるのは大変でした。しかし、周りの人に丁寧に教えていただいたり本で勉強したりして、徐々に知識や技術を習得し、業務に励んでいます。
仕事をする上で園長として心がけていることはなんですか?
事務所のドアを常に開けた状態にして、園全体の音に耳を傾けています。特に気をつけているのは、先生たちの声のトーンや、子どもたちの泣き方、物音の大きさなどです。普段は子どもたちの保育からは離れていますが、異変を感じたらすぐにサポートに入るようにしています。
すまいる保育園で働く魅力は何ですか?
苦手なことは無理にしなくていい風土があります。たとえば、ピアノ演奏が苦手なら、得意な先生に代わってもらうか、演奏なしのアカペラでも問題ありません。大切なのは保育を行う姿勢です。先生が楽しそうに笑っていれば、自然と子どもたちも楽しめて、結果としてより良い保育につながると考えています。
今後の目標を教えてください。
4月の時点で園の定員19名を達成することです。小規模園でお預かりできるのは0歳から2歳までと、3歳以降はまた保育園探しが必要になります。保護者様が見学に来られた際は、小規模園の特徴を率直にご説明し、そのうえで、当園に預けたいと思っていただけるような、魅力ある園づくりを目指していきます。
一日のスケジュール
通常出勤の場合
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8:20
- 出勤
- 1日の保育の流れを把握してから園長業務に入る。
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8:30
- 専用アプリで子どもたちの出欠確認
- 子どもたちの出席人数に合わせて、職員の配置を決める。
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10:00
- 事務作業
- パート職員に昼食の有無を確認、メール確認などを行う。
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12:00
- 休憩
- 他の職員の状況を見て、交替で60分の休憩をとる。
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14:00
- 訪問業務
- 役所や連携施設を訪問する。
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16:00
- 事務作業
- シフト作成、市に提出の報告書作成などを行う。
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17:30
- 退勤
- 明日の予定を確認して退勤する。